合格体験談
【Round One体験記】
Round氏のとの出会いから早くも1年が経とうとしている。振り返れば長かった受験生活も、Round氏のリードや励ましを頼りに、全米TOP10内の数校から合格をもらう事が出来た。渡米を間近にして、コーチであり友人でもあるRound氏との共同作業を振り返ってみたい。
【カウンセラー選びの基準】
私の場合、試験モノは比較的順調だったが、私生活では5月に生まれた双子の育児に想像以上に時間・体力が必要であった上、仕事でも国内営業課の課長職で元々客先との会食や出張が多い事に加え、6月には直属の上司が倒れて数ヶ月入院する不運もあり、とにかく受験生活全般に持ち時間が非常に限られていた。それ故、GMAT®に目処がついた7月半ばから開始したカウンセラー選びでは、下記の点を重視した。
① スケジュールのフレキシビリティ
② 日本人の職業的・文化的背景に詳しい事
③ 合格実績
④ 自分との相性
【Round氏のPerformance】
スケジュールのフレキシビリティ
Round 1との契約は毎週固定された時間枠を買いとる形式だが、カウンセリングは殆どメールでのやり取りであるため時間の自由は利く。カウンセラーに会うために通学時間をかける必要も無いし、アポイントの前に原稿や質問事項を送付しておけばアポの時間に何をしていても自由である(勿論直接話したいことがあれば電話して相談することも可能)。最初はメールのみのやり取りに不安もあったが、エッセイやインタビュー講習会の際に来日するRound氏が直接会う機会を設けてくれたので、慣れてくればコミュニケーションは非常にスムーズでストレスも無かった。
また、Round氏は各顧客に対するカウンセリングのクオリティを上げる為、ある程度余裕をもってスケジュールを組んでいるとの事で、各校の締め切りが重なる年末年始の追い込み時期の追加アポイント依頼にも柔軟に対応してくれた。
日本人の文化的・職業的背景に詳しい事。
Essayでは米国人Admissionに英語でこちらの意図を理解してもらわねばならない訳だから、カウンセラーに説明できなくてどうする!と言うこともあろうが、カウンセラーに理路整然とうまい 説明が出来るのであれば元からカウンセラーに頼っていない。やはり、私の様な日本人英語(語彙が限られるという意味で)の言葉の裏を感じ取り、Admissionにうまくアピールできるような表現を提案してくれるというのがカウンセラーの重要な資質と思う。この点、Round氏はこれまでの長い日本でのカウンセリング実績から日本人の文化的・職業的な背景には通じており、こちらの意図も非常にスムーズに理解してくれ、的確なフィードバックをくれたと感じている。
合格実績
MBA受験は、TOEFL®/GMAT®/G.P.A.など数値的な要素に加え、Essayや推薦状など非数値的要素の複合で合否が決まるため、初めての受験生には合否の基準は非常に分かりにくい(分からない)。そこでAlumniにアドバイスを求めたりすると、それぞれ独自の角度から御意見をおっしゃるので、益々不安になったりする(勿論色々な人にアドバイス頂く事は非常に有益なだが)。その点、優れた合格実績を持つカウンセラーは、毎年様々な学校に様々なエッセイを送り出して合否結果を検証している訳であり、どの程度の内容・洗練度なら合格水準に達しているのかという目利きが優れていると思う。実際Round氏とアイデアを出し合いながらエッセイを仕上げた結果、出願した全ての学校からInterviewのオファーをもらう事が出来た。
自分との相性
カウンセラーの相性は非常に重要視した。実際作業を進める前に、何人かのカウンセラーに会ったが、カウンセラーとしての技量もさることながら、Round氏は人として信頼に足ると感じたのが決め手だろう。受験中も、常にコーチとして情熱を持ってアドバイスをくれたし、こちらの要求にもじっくり向き合ってくれたと思う。
【その他】
Round 1では、インタビュートレーニングのサービスも提供しており、受験終盤に利用したが、非常に有益だったと感じている。トレーニング後は必ずFeed backのレポートを文章でくれるので、毎回必ず自主練に生かせる材料を得る事が出来た。
【最後に】
この時期、受験仲間と話したりして自分の受験活動を振り返ってみるとRound氏がカウンセラーとして何故現在のポジションを築いているのか分かる気がする。合否基準が一定ではないMBA受験において、彼の様にApplicantに自信を持ってアドバイス出来るカウンセラーは多くは居ないだろうし、それだけRound氏も体を張って(Riskを負って)仕事をしているのだと思う。これから受験する皆さんとRound 1の成功をお祈りしております。