合格体験談
私は、エッセイカウンセリング・面接・その他出願準備全般でラウンドさんにお世話になり、バージニア大ダーデン校に合格することができました。
以下、ラウンドさん関連だけではなく私の出願準備全般について記載いたします。私の体験が、少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
私は、2004年の1月頃、勤務先から社費派遣の内定を頂きました。
それまで、漠然と海外留学を志望してはいたものの、いざ本格的に準備をするとなると話は全く違い、何をするにしても手探りの状況でした。まず当初は漠然と、ゴールデンウィーク頃までにTOEFL®を仕上げ、8月頃にGMAT®に目処をつけ、9月ぐらいからエッセイを開始して年内に出願するか、というプランをたてました。そしてTOEFL®の勉強を開始し、試験を受け始めました。
結果的に、私のスケジュールは以下のような流れになりました。
2004年1月頃 会社からの派遣内定
TOEFL®勉強・受験開始
5月 GMAT®勉強開始
9月 GMAT®受験開始
10月 エッセイ開始
12月 TOEFL®終了
2005年1月 GMAT®終了
面接対策開始
3月 渡米
4月 バージニア大ダーデン校より合格通知
海外在住経験のない私のTOEFL®の点数は伸び悩んだままで(特にリスニング)あっという間に5月になってしまい、やむを得ずGMAT®の勉強も並行して開始することにしました。
TOEFL®の点が出ずGMAT®は未知数、エッセイで頑張るしかないという状況のもと、MBAを取得した会社の先輩の紹介でラウンドさんのことを知り、エッセイについては実績あり信頼できるカウンセラーに依頼するとの方針で、藁にも縋る思いでRound
OneのHPからラウンドさんにカウンセリングを申し込みました。
実はそこでもまた出遅れており、最初はWaitlistで順番待ちでした。しかしながら、ラウンドさんからの10項目程度の簡単な質問への回答に対してラウンドさんからいただいた”I was impressed
with your qualifications and experience.”というコメントを読み、この人とならうまくやれるんじゃないか、という思いで待ち続けたところ、何とか繰り上がり、ラウンドさんの限られた生徒の椅子にすべり込むことができました。そして、メールでのやりとりの中で、10月からカウンセリングを開始していただくこととなりました。(7月中には申し込んだ方がいいようですが、心配な方はお早めにラウンドさんに直接ご確認ください。)
カウンセリングのスケジュール調整についてメールのやりとりをしていたある日、たまたま朝の出勤前にメールをチェックしたところ、ラウンドさんから「今夜会えないか?」というメールが入っていました。早速返事を出し、ラウンドさんのカウンセリングの方針説明を受けるとともに、今後の進め方の打ち合わせをしました。
また、その時点でGMAT®1回受験(640)、TOEFL®は250台(L25)をさまよっておりましたので、会社の指定するトップ20校受験に向けてGMAT®は週20時間勉強すること、リスニングの練習をすること、またTOEFL®とGMAT®を交互に2週間おきに受験すること、といったアドバイスもいただきました。
私は、カウンセリングについて、当初は10~12月の3ヶ月、毎週3時間(火曜の24:00~27:00)、計30時間という枠をいただきました。ちょうど10月頃より仕事が忙しくなり、平日はほぼ毎日終電かそれ以降という生活になりましたので、そのような遅い時間の枠を指定されたのは業務との両立のうえでとても助かりました。
なお、私は受験校についてラウンドさんと相談しつつ計8校出願しましたが、30時間では足りず、結局1月まで延長してもらい、さらに2~3度は追加の枠をいただきました。
上記のように、10月~12月は多忙ななかでTOEFL®・GMAT®・エッセイ全てを並行するという苦しい状況にありました。そのため、面接については、11月にラウンドさんが来日された際にレクチャーと1時間の面接レッスンを受けはしましたが、本格的な面接対策にまでは全く手が回らず、ここでもまた出遅れてしまいました。結局、面接対策は年明けに開始し、何度かラウンドさんから電話でのカウンセリングをうけ、レポートをいただいて改善に努めました。
幸いTOEFL®は12月の受験でたまたまライティングで5.5を出し、それまでの点を一気に15点上回る277点を出すことができましたが、GMAT®は結局伸び悩み(というか全く伸びず)、恥ずかしながら初受験が最高点という結果に終わりました。TOEFL®で結果を出せたんだから最後のGMAT®も頑張ってこい、とラウンドさんに送り出されて2005年1月に5回目のGMAT®を受け、結果を出せなかったときは、これで終わったか、とさすがに落ち込みました。しかしまずはラウンドさんに報告したところ、「面接で挽回せよ」との指令を受け、開き直って面接対策に一層注力することにしました。
面接対策としては、立ち居振る舞いや全般的な受け答えはもちろんですが、特に、面接の最後にこちらからの質問として先方にぶつける”Killer Question”の作成に、ラウンドさんのノウハウが凝縮されているように感じました。
なお、面接については、事前の練習も重要ですが、本番の緊張感のなかでの実践経験も重要だと思います。その意味では、合格したダーデン校の面接前に数校の面接経験を積んだことも役立ったのではないかと思います。
3月末頃、バージニア大ダーデン校をはじめ数校にキャンパスビジットを行った際は、どのスクールにビジットするかをはじめ、何を誰にどのようにアピールするか、といった点についてアドバイスをいただきました。また、渡米中も何かあったらいつでも電話・ファックス・メールで連絡してくれ、と言ってもらえたことは精神的に大きな支えになりました。
そのような後ろ盾を得てダーデン校の面接に臨み、自分でも悔いのないと言える内容の面接を行うことができ、4月初旬にめでたく合格通知をいただくことができました。
以上つらつらと書きましたが、私のあくまで個人的な経験から、ラウンドさんにカウンセリングを依頼したメリットと感じたことをまとめると、以下のようになります。
メリット① ~ラウンドさんの経歴、ノウハウ
他の方も書いていると思いますが、ラウンドさんはMBA保持者で、マーケティングに加えて心理学のプロです。仕事の多忙さからつい弱音を吐いたとき、何とかTOEFL®で点数を出せたとき、GMAT®の点数を出せなかったとき、そしてキャンパスビジットに向けて付け焼刃ながら面接対策を行っていたとき等々、ラウンドさんの電話・メールでの励ましの言葉には本当に助けられました。
また、各トップ校の特性にも詳しく、志望動機やKiller Question作成の際には私のバックグラウンドとキャリアゴール、スクールの特性を踏まえた様々なアドバイスをいただくことができました。
メリット② ~ネイティブであること
面接(対面・電話)での振る舞いといった基本的な事項(握手の方法、等)をはじめとして「欧米人の感覚」というものを教えていただき、大変参考になりました。
また、純日本育ちの私にとって、アプリケーション作成は予想以上に手間のかかる作業でした。アプリケーションの書き方を教えていただく、というのは、見落とされがちですが重要だと感じました。
メリット③ ~メールでのカウンセリング
エッセイ作成だけでなく、ちょっとした質問やコメント等も当然ながら全て英語ですので、仕事で英語をほとんど使わない私の場合はとてもいい練習になりました。TOEFL®のライティングで高得点が出たのはラウンドさんとのやりとりのおかげではないか、とも思っています。また、面接練習後にいただくレポートも、文章でいただけるので見直す際に助かりました。
メリット④ ~時差
上述のように私は深夜の枠でしたので、仕事のためにカウンセリングをパスするといった状況はほぼゼロでした。ただ、3時間の添削に耐えうるマテリアル作成が間に合わず、一部を先にラウンドさんに送り、添削してもらっている間に次のマテリアルを作成するというのは日常茶飯事でしたが・・・。
また、ラウンドさんは、多忙な中でこちらの追加レッスン等の要望に極力応えるという姿勢の方です。私の勤務先の会議室を使って、昼休み(向こうは夜です)に電話で直前面接対策レッスンをしていただいたこともありました。
ラウンドさんとの出会いがなければ、私のエッセイと面接での成功、そしてダーデン校合格はありえませんでした。皆さんがカウンセラーとしてラウンドさんを選択された場合は、ラウンドさんを信じて二人三脚で頑張って下さい。きっとラウンドさんが皆さんを合格に導いてくれます。皆さんが希望校に合格されることを祈っております。
以 上