合格体験談
社費留学の合格通知を受領したのが留学前年の6月初旬。この時から私のMBA受験が始まりました。
留学経験者からはまずはTOEFL、GMAT。それらで一定のスコアを出した後、エッセイに入る、と聞いていたので、私は所謂大手MBA予備校に通い始めました。予備校の助言に従って、私は7月末のTOEFL完了、8月から年末にかけてGMAT、並行して9月からエッセイ作成というスケジュールを立てました。ところが思ったようにTOEFLのスコアが伸びず、8月からGMATの勉強も開始しました。そして迎えた8月下旬。そろそろエッセイカウンセラーを探さなければならない時期となり、R1を含む複数の予備校を比較・検討し、最終的にR1を選択しました。実は、この時には同業他社とR1との違いを認識することはできず、LBSに留学している会社の先輩から推薦されたから、というのが私がR1を選択した理由です。8月末、来日していたラウンド氏と某ホテルにて面接をし、ラウンド氏が私のカウンセラーを引き受けてくれることになりました。
9月からR1のエッセイ・カウンセリングが始まりました。R1では一週間に2時間のカウンセリング時間を確保してもらい(私の場合は毎週日曜日の11時〜13時)、レジュメ、推薦状ドラフト、エッセイといった出願書類の作成を進めていきます。書類の授受は全てメールベース、カウンセリング中の会話は基本的にはSKYPEのテキストチャットで行われます(時にはボイスチャットもあります)。大手予備校のようにカウンセリング時間を毎回予約する手間、もしくはカウンセラーの予約が一杯となる危険性はありません。また、インターネットの接続環境があれば、東京以外にお住まいでも、国内外出張中でも、帰省中でも、いつもと同じようにカウンセリングを受けることが可能です。
R1はクライアント本人の希望に加えて、クライアントの持つ潜在性(テストスコア、職歴、性格等全てを含めた)を考慮して、出願校選択を手助けしてくれます。出願校が決まればあとはR1の指示に従うのみです。締め切りまでのタイムコントロールはR1が全て行ってくれるため、全力でR1の出す課題に取り組みます。こうすれば間違いなく締め切り前の出願が完了します。
私は9月のカウンセリング開始から翌年2月の終了までの間に12校へ出願することができました。戦績は10勝1敗1分(ウエイトリスト後、出願取り下げ)という当初からは信じられないものとなりました。結果として私のテストスコアからはあり得ない某TOP校へ合格できたのはR1の力以外の何物でもありません。
他の会社でもそうなのかもしれませんが、私の会社では翌年のMBA入学選考に合格しなければ、社費留学は取り消しとなります。私はテストスコアが思うように伸びなかったため、9月以降はTOEFL、GMAT、そしてエッセイを並行して行わなければならなくなり、「どこにも合格できないかもしれない」というプレッシャーに苛まれ続けました(参考ですが、TOEFLはCBTが終わる9月末まで、GMATは年内に一定のスコアがでたものの3月まで受験し続けました)。ラウンド氏はカウンセリングの合間に私の士気が落ちないように優しく、時には厳しく励まし続けてくれました。合格を確保するために志望校のランクを落とそうとする私に対して、「せっかく留学できるのだから自分を信じて上を目指そう。」というラウンド氏の助言がなければ今の自分はなかったと思います。
私の場合、とにかく受験までの時間が短かったため、時間を買うつもりで様々な予備校に通いました。R1は他予備校を否定しません。むしろテスト対策にはそれら予備校の利用を勧めます。ただ、それら予備校はタイムコントロールはしてくれません。受験生活を終えた今考えてみると、志望校の出願締め切りまでを見据えた完璧なタイムコントロール、実はこれがR1の一番の魅力ではないかと思います。