合格体験談

合格体験記

進学先 TUCK School of Business at Dartmouth
TOEFL® 280
GMAT® 640
IT企業勤務7年、私費

 長かったMBA受験がようやく終わり、志望校であったTUCK School of Business at Dartmouthに無事合格することが出来ました。GMAT®640で私費、という決して有利ではないステータスで出願し、合格を勝ち取ることが出来たのも、ラウンドさんのサポートのおかげだと心から感謝しています。
  MBA受験は多大な時間とお金を費やし、プライベートな時間も拘束され、過酷な試練です。確かに辛い時期もありましたが、今振り返ると、MBA受験はこれまでの人生を振り返り、今後のキャリアを再考する上で非常に貴重な体験でした。与えられた条件や制約(時間、スコア、エッセイ)の中で、如何に自分という人間をアピールするかを試す機会でもあります。
  しかし、全くの独力で誰のサポートも受けないまま、受験に臨むことは、私はリスクがあると考えます。仕事と同様、受験にもノウハウや経験が必要とされます。年々、受験が厳しくなってきており、傾向や合格要素も変わってきています。また、これが一番大きな理由ですが、客観的に自分を評価、分析するということです。GMAT®は独力である程度克服できるかもしれませんが、エッセイやインタビューになると話は別です。そこで、やはりベテランのカウンセラーにアドバイスして貰うのが賢明な選択だと私は思います。
  私はベテランカウンセラーのラウンドさんにアドバイスを頂いたことで、自分ではなかなか気づかない点を認識でき、それを強みのあるエッセイやインタビューに繋げることが出来ました。以下、ラウンドさんにカウンセリングをお願いして良かった点を簡単にまとめたいと思います。

1.長年に渡るカウンセリング経験、TOP校への突出した合格実績
  ラウンドさんはカウンセリング経験が10年近いベテランです。Top校への合格者を数多く輩出しており、業界では有名な方です。(私もそのうわさを聞きつけ、カウンセリングをお願いしました) 米国のビジネススクールは学校毎に特徴があり、出願戦略も大学毎に立てないといけません。ラウンドさんは、長年に渡るカウンセリング経験から各ビジネススクールのカルチャーやトレンド、アドミッションの求める人物像等を把握しており、出願のノウハウを豊富に持っていると思います。

2.出願者の強み、アピールポイントを引出す卓越したマーケティング力
  ラウンドさん自身、MBAホルダーですが、マーケティングを専攻しただけあり、アプリカントのアピールポイントを見つけ出し、引出すマーケティング力が優れていると思います。エッセイの文章添削レベルであれば他の予備校で充分でしょうが、ラウンドさんは、アプリカントの強みを120%引出し、優れたアプリケーションにまとめるためのアドバイスをしてくれます。私も、過去のバックグラウンドから自分では気付かなかったアピールポイントを引出して頂き、差別化を図ることが出来ました。

3.木目細かなアドバイス
  月並みな表現ですが、木目細かなサービスがラウンドさんの1つの売りです。例えば、インタビュートレーニングをお願いした際、面接でのスムーズな会話の運び方や質問の仕方をアドバイス頂いただけでなく、自分では気づかない面接中のくせ(面接官にネガティブな印象を与える言葉使いやジャスチャー等)を指摘頂いたりしました。また、面接官に共感を持たせるような効果的な言葉選びや口語表現、それからこれが憎いところですが、自分の言わんとすることを端的に示す英語のことわざを教えて頂くなど、非常に密度が濃く、クオリティーの高いトレーニングでした。学部時代、心理学専攻だったと聞いていますが、まさに心理学のカウンセラーのごとく、アプリカントの性格や特徴を把握しながら、木目細かなアドバイスをしてくれます。

4.紳士的で、ユーモア溢れる人柄
  巷の予備校では、カウンセラーとそりが合わず、途中で口論になったり、カウンセラーを代えたりするといったケースをしばしば聞きます。ラウンドさんは、まずアプリカントの話をじっくりと聞き、こちらの意向を最大限考慮してくれた上で必要なアドバイスをしてくれる方です。もちろん、時に厳しい指摘することもありますが、それは生徒側に尤もな理由があるからで、納得のいく説明をしながら建設的に話を進める方です。MBA受験は長丁場でストレスも溜まりますので、できれば気の合うカウンセラーに頼みたいものです。その点、ラウンドさんはとても紳士的な方で、ユーモアもあり、氏の暖かい人柄にとても惹かれました。

 ラウンドさんは真のプロフェッショナルで本当に素晴らしいカウンセラーです。私の場合、困った時など、受験に直接関係ないことでも気軽に相談に乗ってくれ、こういうのが本当の(クライアントの心情を理解してくれる)カウンセラーなのだなと改めて感心しました。受験に関して疑問や悩みをお持ちの方、エッセイでネタ出しに困っている方、どんな方でも結構ですので、一度ラウンドさんに相談されてみては如何でしょうか?
最後に簡単ではありますが、私からのアドバイスをいくつか書かせて頂きます。今後、受験を目指す方々にとって少しでも参考になれば幸いです。

・ 余裕のあるスケジュールを立て、タイムマネージメントをしっかり行う。何事も早めの行動を!
MBA受験は、膨大な時間を必要とします。あっという間に1年が過ぎます。ですので、余裕のあるスケジュールを立て、タイムマネージメントをしっかりと行って下さい。時間だけはお金に替えられません。何事も早目の行動が肝心です。エッセイは8月開始を目標として下さい。

・ エッセイはまず自己分析を入念に。書き始める前に充分なブレーンストーミングを
自己分析を入念に行い、ブレーンストーミングを重ね、とことんネタ出しをして下さい。エッセイをまとめる文章力ももちろん重要ですが、中身(アイデア)に勝るものはありません。

・ エッセイはオリジナルでパーソナルなものを
決して大それた目標を書く必要はありません。等身大の自分をストレートに、そして少しだけ人とは違った視点で書いてみて下さい。

・ インタビューは、言葉のキャッチボールを意識しましょう。また、(面接官にインパクトを与える)最後のKiller Questionsを忘れないこと
面接官の質問に的確に答え、会話の流れを抑えながら、上手に(できればEntertainingに)話を展開できるかがポイントです。最後に必ず質問されるOpen Questionsも気を抜かないで下さい。平凡な質問をしては面接官に逆にマイナスに映ります。

・ 出願校の情報は徹底してリサーチすること
出願する大学のプログラムを知ることは当然のことですが、エッセイやインタビューで必ず聞かれることです。あらゆる手段(Web, CV, 雑誌)を使って徹底的にリサーチして下さい。

 以上、この他にもいろいろと書きたいことはありますが、これくらいにしておきます。MBA受験も年々厳しくなっていますが、皆さんも最後まで夢を諦めず、合格を勝ち取って下さい。皆さんのご健闘を心からお祈り致します。

以上

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