合格体験談
この度,第1志望だったDuke大学MBAへの進学が決まり,その他複数校から合格をもらうことができました。正直,TOEFLもGMATも決して満足できる内容ではありませんでしたが,Ms.Roundのきめ細かいエッセイ指導が,私の低い点数を補って余りある成果をもたらしてくれました。また,On-Campusでの面接の前には,インタビュー対策がぎりぎりになってしまったにも拘わらず,Mr.Round,Ms.Round両氏による最後まで熱心なインタビュー・トレーニングに本当に救われました。
私は,社費留学でありますが,会社の方針上,従来の業務を継続しつつ,業務時間外で準備することを求められておりました。特に私の所属する部署は激務で悪名高い部署であり,朝は7時過ぎから夜遅くまで働く生活を秋口まで強いられておりました。しかし,もともと英語が強かった訳でもなく,iBTに変わり負担の大きくなったTOEFLの点数はなかなか上がらず,GMATも思うように点数が上がりませんでした。このような私にとってR1が大きなサポートになった理由は下記のとおりです。
1. 早期からのカウンセラー確保
早い段階からすばらしいエッセイカウンセラーを確保できることは,安心につながります。いくらかの予備校については,試験の点数が出せていないと,良いカウンセラーをつけてくれない,あるいは遅くなれば必然的に良いカウンセラーは残っていないなどという話を聞きます。この点,R1では良いカウンセラーをすでに4月5月に押さえられることになります。
同時に,この時期よりペースメーキングをしてくれることも大きなメリットです。Mr. Roundの「予備校は通っているか」,「テストの予定は入れたか」など細かい指導は良いガイドラインになりました。さらに秋以降,日本人的な感覚では,点数が出ていないと,どうしてもまずは試験の点数を上げることに気を取られがちです。しかしながら,エッセイカウンセリングは9月から始まり,適切な準備期間をもたらしてくれました。Mr.
Round は,「MBA受験ではエッセイやインタビューにも相応に高いウエイトがあり,時には試験と並行しながらも計画的に進める必要がある」と主張しますが,これは正にその通りでした。私も,おそらく自分の判断のみに頼っていたら,点数を上げることに専念してエッセイを後回しにし,内容の薄いエッセイに足元をすくわれていたと思います。しかし,1週間や2週間で良いエッセイはできません。一定の期間,自分の過去の経験やMBAで学びたいことを自分の中で練りに練って,初めて満足のいくエッセイができることを実感しました。
早い段階から,良いカウンセラーの適切な指導を得られることは,R1の大きな魅力の1つだと思います。
2. 常に懇切丁寧な指導
私のエッセイカウンセラーはMr. Roundの妹であるMs. Emma Roundでした。INSEADのMBAホルダーで,アルムナイ面接官も務めたMs.
Roundは,本当に細かいと思うような点まで的確に指導してくれました。アプリケーション・フォームについても毎回入念にチェックしてくれ,海外の様式に不慣れな私にはとても大きな助けとなりました。また,出願直前で他の多くの生徒もバタバタしていた12月末から1月初旬にかけても,ぎりぎりまでカウンセリングの時間を提供してくれました。さらに,2月のキャンパス・ビジットの訪米中も,わずか1週間の間にも拘わらず,ちょくちょく時間を取って1校分の出願をまるまるサポートしてくれました。Ms.
Roundとのメールのやり取りは現在に至るまで187通にも及んでいます。
R1はクラス・サイズを限定しているので,個々の生徒に対し時間を割けると説明があります。しかし,それ以上に,積極的にサポートを提供してくれる親切さ,指導のきめ細やかさが,厳しい状況に置かれていた私にとって大変大きな助けとなりました。
3. 時間と場所を問わない便利さ
R1は完全なオンライン・サービスであるため,学校に通う時間を省けるだけでなく,時間・場所を問わずアクセス可能です。アポイントメントの時間は割り当てられているものの,時間が許せば時間外でも対応してくれ,2でも触れたとおり旅行中でさえ指導を受けられます。私はキャンパス・ビジットに際し,Mr.
Roundに勧められヘッドセットを携帯しました。現地で,気になることがあったり,インタビュートレーニング(下記参照)をもう一度受けたくなった際に,いつでもできるようにということでした。このようなアクセスのしやすさ,それを活かしたサービスの提供は,明らかにR1のメリットの1つです。
4.きめ細やかなインタビュー・トレーニング
インタビュー・トレーニングはオプションですが,私にとってこのMBA出願のエッセイに次ぐ重要な部分となりました。特に,Type Aインタビューでは30分の模擬インタビューのあと,1時間以上かけて作成される詳細のフィードバックのレポートが送られてきます。ここに記載されていることは,とにかく的を射ていて,何が良くて何が悪いか手に取るように分かります。この課題を1つ1つ潰していくことで,私のインタビュー力は短期間で格段に向上しました。Mr.
RoundもMs. Roundもこの向上ぶりには驚いていましたが,逆にあのレポートを読んで伸びないことが不思議なくらいでした。また,Type
Bでは,ビジット直前に,訪問校の過去の特色ある質問を繰り返しトレーニングしてもらえ,大変助かりました。意表をついた質問にも対応できたのは,このおかげです。さらに,Killer
Questions対策であるType Cでは,相手に対しいかに的を射た質問をするかを指導してくれます。私の経験でも,質問の内容は想像以上にインタビューの雰囲気を左右するものでした。R1のインタビュー対策は,面接の最後の10分までも抜かりなくサポートしてくれる体制です。
5. 日本人のMBA受験への理解
Mr. Roundは,カウンセラーとして日本の予備校で指導していた経験があり,日本人のMBA受験への理解が深いです。例えばTOEFLやGMAT向けの予備校の主要な先生ともリンクしています。ある予備校に通っていると伝えると,「そこの先生は評判がいいから安心だ」や,点数が上がらないというと「それについては,□□先生の知人にいい人がいるから聞いてみろ」という具合に細かくアドバイスをもらえます。また,これはあくまで私事ですが,私の会社の人間を良く知っていたことには驚かされました。「この学校ならMr.
○○に尋ねてみろ」,「△△さんに,推薦状をお願いしてみてはどうか?」。ある日突然,そう言われた際には本当にびっくりしました。種明かしをすると,私の会社は例年MBAに数名出していますが,以前はMr.
Roundが当時在籍していた予備校に通っていた人が多かったようです。その際に,Mr. Roundがカウンセラーになった人がたくさんおり,詳しいのだと聞きました。ただ,このように意外なところでもつながっていることは,いかにMr.
Roundの日本での経験が長かったかを示しています。日本人のMBA留学事情をよく把握している上でのアドバイスはとても心強かったです。
最後に,改めて今回のMBA受験の成功は,R1との出会いなくしてはなし得なかったものでした。Mr. RoundとMs. Roundの温かいサポートに心からの感謝の意を表したいと思います。