合格体験談
私は、幸いにもCambridge University Judge Business Schoolよりオファーを頂けましたが、その道のりは決して平淡なものではありませんでした。苦しい戦いの中、最後まで諦めずに私を励まし続けてくれたMr. Roundに対する感謝の気持ちと、少しでも皆様のご参考になればと思い、以下、Round Oneについて、個人的な体験談を記載させていただきます。
他の受験生と比較しても、私の状況は決して恵まれたものとは言えず、本当に情けない話ですが、特にスコアメイクに関しては、最大限努力したにも関わらず、何と最後まで十分なスコアを獲得することはできませんでした。他のカウンセラーのお世話になったことがないので一概には何とも言えないところはあるのですが、巷でトップカウンセラーと言われている人であれば、間違いなく見放されたであろうと思います。 このような状況下、私がMr. Roundに非常に感激したのは、年明けに最後のGMATで撃沈し、主戦場である年明けの出願ラウンドにおいて、いよいよ出願できる先も極めて限られた状況に陥ったときに、「まだ勝負は終わっていない。最後の最後まで私が全力で君をサポートするから、共に諦めずに走り続けよう」と激励してくれ、実際に、出願戦略に関する相談から、エッセイ、インタビュートレーニングに至るまで、最後のインタビューが終わるまで、一切手を抜くことなく、綿密に対応してくれました。エッセイカウンセラーとしてのみならず、彼の人としての懐の広さをこのときに実感しました。
また、長いプロセスで「何をすべきか、何をすべきでないか」を明確に指し示してくれた点も、最終的に見て非常に効率的であったと思っております。振り返れば、ちょうど夏頃、TOEFLのスコアメイクがままならず、まったくGMATに取り掛かれていなかった時期、GMATも同時並行ではじめないと、今のGMATでは挽回することが不可能になるとアドバイスしてくれ、実際、その通りになりました(結果、それからGMATにも取り組み始めましたが、想像以上に慣れが必要な試験で、もっと早く取り組むべきだったと最後になって痛感しました)。 さらに、晩秋頃、今度はGMATで頭がいっぱいになり、エッセイが完全に後手に回っていた時期、タイムマネジメントを工夫してエッセイも早めに進めていかないと、年明けに出願することができなくなると指摘してくれ、それも聞いておかなければ、今頃大変な状況になっていたと感じております。このように、受験プロセス全体のスケジュール感を知り、個々人の状況に応じてアドバイスをくれたMr. Roundは、非常に心強い存在でした。
その他、メリットを挙げればいろいろとありますが、エッセイカウンセリング、インタビュートレーニング等、カウンセラーとしてのサービスについては、総合的に見て、常に高いクオリティであることは間違いないと思います(尤も、自分がそれなりのものを準備していることが大前提ではありますが)。メール・Skypeを上手く使うことに加え、スケジュールも非常に柔軟に対応してくれるため、どんなに忙しい人であっても、何とかタイムマネジメントが出来るように考えてくれています。インタビュートレーニングでは、模擬試験としてMs. Roundのトレーニングも手配してくれ、第三者的な立場から客観的なアドバイスを得ることも出来ました。
それに加えて、重ねて思うのは、ストラテジックカウンセリングとして、受験プロセスに関することを、どんな些細なことでも必ず2日以内に、的確にアドバイスをしてくれた点です。個々人の置かれた状況において受験のプロセスは全く異なりますが、その点をMr. Roundはよく理解しており、正にオーダーメイドで親身になって対応してくれました。最後の最後まで諦めずに突き進めたのは、Mr. Roundが必ず近くでサポートしてくれるという安心感によるところも非常に大きかったと思います。個々人の状況に応じたトータルでのサポート、様々な状況のアプリカントを受け入れる寛容力が、Round Oneの強みであると感じています。
ただし、もしかすると、エッセイ・インタビュー等において教科書的に決まりきった形式でこうしろと言ってほしい、何らかの必勝メソッドがありそれを叩き込んで欲しい、添削やアドバイスにおいては厳しくビシバシ鍛えて欲しい、等といった希望がある人には、そうしたスタンスのカウンセラーも他にはいると噂には聞いているので、そちらの方が合うかもしれません。
もちろん、よい結果を出すためには、私のような純粋なドメスティック人間には、不断の努力が必要であることに変わりありません。特に、スコアメイクは、海外経験の少ない日本人にとっては、それだけがすべてではないものの、それだけで手一杯になり、他のプロセスが見えなくなるほど苦手な人には重荷になっています。さらに、徐々に学校側が求めるスコアのrequirementも上がってきています。Round Oneは全体感についてのアドバイスをくれますが、残念ながら、スコアメイクだけは自力で英語力を上げる等して何とかするしかありません。また、軽視されがちですが、どんなに良いエッセイカウンセラーが付いていても、自らのバックグラウンド、家族・職場・戦友を含めた周囲の協力者等々、エッセイ以外の様々な部分でも、自分で出来る限りのことに努める必要があります。その点さえしっかりと自分でマネジメントできるなら、Round Oneは、非常に強力な伴走車として、この長い道のりを共に走ってくれると思います。
乱文で恐縮ですが、皆様がRound Oneの力を得て、志望校からオファーを獲得されることを切に願っております。