合格体験談
MBAは昔から自分の将来プランに組み込んでおり、これを諦めることは考えられない状況でした。それもあって、純ドメかつ私費さらに男性の日本人出願者に対するトップスクールの枠が年々減少しているとの噂を聞いても当初は「自分は問題ないだろう」と漫然と思っていましたが、それは間違いでした。 まず、TOEFLのスコアメイクは予想以上に時間がかかります。私はMBAの予備校に通い始めた頃のTOEICのスコアが850点で、そこから1年10ヶ月の歳月を費やしました。また、GMATはかなり集中して勉強しても点数が上がるとは限りません。私は9回受験しました(年間5回までの上限があります)。しかし私は、出願校を分散させつつも、トップスクール出願の可能性も残したかったため、その間Mr. Roundに「〇月までにTOEFL〇〇点、GMAT〇〇点を取る予定なので、そうしたら1st Roundでトップ校も受験したい。しかし万一スコアメイクできなかった時は2nd Roundに延ばし、その時点でもスコアが出ていなかったら最善のスクールに出願したい」等とリクエストしていました。そして、スコアメイクはずれにずれ、そのたびに、「今月はスコアメイクできなかったが、来月はできる予定なので、そうしたら・・・」 とMr. Roundにリクエストし、その度に柔軟に出願校ポートフォリオを調整してもらいました。毎月、自分は嘘つきキツネになった気分でしたが、Mr. Roundは半分予想していたのか、毎回なぐさめてくれ、ポートフォリオやスケジュール変更に応じてくれました。このように苦難な道のりでしたが、その間ずっと私を信じ、また励まし続けてくれたMr. Roundには心から感謝しています。最終的に、Economist誌で2009年に世界1位のビジネススクールに選ばれたIESE Business Schoolへの合格することができました。 現在、在学中ですが、入学時の自分の英語力はクラスの中で最低レベルで、よく合格できたと不思議に思うくらいです。日本人も帰国子女か社費の人が大半であり、昔聞いた「純ドメ、かつ私費の日本人男性のトップ校合格は厳しさを増している」との噂は嘘ではないことを実感しました。私の合格には、最後まで走り抜けることができたMr. Roundの励ましに加え、共に作り上げたEssayとインタビューが大きく貢献したことと思います。実際のMBA生活はそのような苦労も吹き飛ばす程の素晴らしいものですが、合格に至るまで支えてくれたRound Oneに深く感謝したいと思います。