合格体験談

1. バックグラウンド
担 当: Mr. Stephen Round
コース: LL.M.
進学先: UCLA
受験年: 2012
その他: 企業派遣(金融)

2. 全体をとおして Round先生とのカウンセリングについて私はとても満足しています。受験当初からの目標であった、カリフォルニアの州立のロースクールに進学することができました。またコロンビア大学からも合格を貰いました。先生とのカウンセリングは主に推薦状とエッセイのレビューに費やしました。TOEFL受験、LSAC登録、レジュメの作成については一人で進めました。LL.M.はどの学校もほとんど同じエッセイの題材をとなるため、先生とベースとなるエッセイを何度もブラッシュアップし、内容を洗練させました。

3. 推薦状の作成 会社の上司と大学のゼミ教授、そして弁護士から1通ずつ貰いました。弁護士以外は自分で下書きを作成し、先生にレビュー/校正して頂きました。先生には下書きや修正履歴の形跡が残らないようWord文書のプロパティレベルまで気をつけてレビュー頂きました。また、推薦者毎に異なる英語の言葉遣いとなるように修正して貰いました。各推薦状は4ページという大作となり、一時期はエッセイよりも出来が良いのではないかと思ったほどです。

4. エッセイの作成 エッセイのテーマおよび内容の骨子は私自身が考えて、先生は言葉遣いや学校ごとの志望理由/ページ制限を念頭に置いて適宜修正しました。先生は様々なアイディアを前向きにエッセイに取り入れて下さるので、レビューを重ねる毎にエッセイの内容は洗練されていきました。最初に書き上げたコロンビアやUCLAと比較すると、最後のスタンフォードのエッセイは格段に良くなったと読んでいて感じました。ただし、エッセイの出来が必ずしも合否に繋がりませんでした。スタンフォードは残念ながら不合格でした。なお、UCLAの受験手続はLSAC経由ではないため手間がかなりかかりましたが、先生には忍耐強く時間をかけて対応して頂きました。

5. その他 カウンセリング以外でも、ラウンド先生は親身になって色々な相談に乗ってくれます。合格後の学校選定、留学ビザ申請にかかるアドバイス、学校への照会等、合格してからのサービスも充実しています(ほとんどフリー・オブ・チャージで対応して貰いました)。他の受験予備校は「合格するまでのカウンセリング」です。なお、会社が補助金を出してくれたので某A校のLL.M.サービスもRound Oneと並行して進めましたが、サービスレベルのあまりの違いに途中でA校は辞めました(本当に使えません)。

6. 最後に Round先生を選んだ理由は、①きめ細かく手厚いカウンセリング、②エッセイ作成に対する柔軟なマインド、③会社の多くの先輩たちが既に利用しているため会社の説明をすることが不要、という主に3つのポイントです。正直な話、LLM受験においてまともなカウンセリングをできるのはRound Oneだけだと思います。他の大手受験予備校は所詮MBAのカウンセラーがLL.M.受験を理解していない中で片手間に対応しています。例えば「他の受験生である弁護士や裁判官に負けないエピソードやアピールポイントをエッセイに盛り込め」なんていうカウンセラーはLL.M.受験を理解していません。ただ単にMBAのカウンセリング手法を流用しているだけです。LL.M受験は、自分がこれまで関わったリーガル経験、学校の志望動機、そしてLL.M.後のキャリアについて、論理的かつ説得力のあるストーリーをいかに構築できるかが勝負です。私はRound先生にカウンセリング頂いて、本当に良かったと思います。

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