合格体験談
バックグラウンド: 35歳、男性、社費留学、日系金融機関
合格校: Wharton、London Business School、Michigan Ross、UNC Kenan-Flagler、Washington Olin
この文章を書いている2018年4月、自分がMBA受験のプロセスを無時に乗り越え、トップスクールから合格を貰えたことは信じられない。いま振り返ってみても、Mr. Round(親愛を込めて以降Steveと呼ばせて頂く)の献身的なサポート無くして、私のMBA受験はあり得ない。日本人向け留学カウンセラーとしての長年に亘る豊富な経験に加え、humbleで最高の紳士であるSteveは、この苦しく厳しいMBAの受験プロセスを通じて、最高のパートナーであり続け、いつも力強い言葉で私を励まし、どこに向かうべきかの道標を示してくれた。エッセイをはじめとするアプリケーション・マテリアルの準備から、志望校のポートフォリオ、インタビュー・トレーニング、そしてキャンパス・ビジットの準備やアドミッション・オフィスとの細かなやりとりに至るまで、幅広い領域で、痒いところにまで手が届く、まさにハンズオンの手厚いサポートを受けた。
思い起こせば、私は、2017年4月に、会社から社費留学の内示を受けたものの、その時点ではMBA受験に何が必要かの知識は何も持ち合わせておらず、とりあえずTOEFLの勉強を始めたは良いものの、TOEFL、GMAT、エッセイ、学校調査、インタビュー等やらなければならないことの多さ、途方も無さに圧倒されていた。私が、Steveと出会ったのはまさにそんな時だった。彼は、プロセスの全体像の見当もつかず、ただただ焦燥感に苛まれていた私に対し、何をすべきか、的確なアドバイスを行ってくれた。
Steveと初めて直に面談をしたのは、7月中旬の帝国ホテルだったが、少し話すだけで、彼が如何に誠実な人柄か伝わってきたことを覚えている。この時点で、私はまだ手元にはTOEFL1回分の冴えないスコアしか持ち合わせていなかったが、Steveは、率直に「これは厳しい戦いになる」と告げた上で、スコアメイクの目線とスケジュール感を示してくれた上で、エッセイ・インタビューについては全面的にサポートをするので心配しなくても良い、いまはスコアメイクに集中するんだと力強い言葉をくれた。
Steveの素晴らしい点を挙げていったらキリがないが、一つ間違いないことは、彼は一人ひとりのクライアントの状況や希望・不安を理解し、クライアントに寄り添いつつ、オーダーメイドの肌理細かなサポートをしてくれるということだ。特に、準備初期段階におけるセッションで、こちらのたどたどしい英語を辛抱強く聞いてくれた上で、私のバックグラウンドと、MBAにかけるアスピレーションを正確に理解し、こちらでもうまく言語化出来ていない、私の強みやこれまでの経験のエッセンスをどんどん上手に引き出してくれた。
Round Oneのサービスについてコメントすると、フルタイムで働きながらのMBA受験はとにかく時間が無いが、そんな中、フレキシブルにSkypeでのコンサルティングを受けられたことは、非常にありがたかった。確かに、Skypeでのコミュニケーションの中で、時には言葉だけで伝えづらいこともあったが、そのような場合には、Skypeのスクリーン・シェアを使って、あたかもSteveが自分の隣にいるかのようにサービスを受けることが出来た。
エッセイのアイディアを膨らませていくにあたっては、Steveは彼の考えを押し付けることなく、ディスカッションを重視し、うまく私を導いてくれた。私の出鱈目な英語でのフワフワしたアイディア出しに対して、こちらの真意をきちんと汲み取った上で、毎回、建設的な提案をしてくれ、最終的に見事に洗練されたストーリーにつなげていくSteveのプロフェッショナルな仕事振りには本当に助けられた。また、私は2nd Round一発勝負で、11-12月はエッセイの繁忙期となったが、そのようなタイミングでも、必ずこちらからの問いかけには24時間以内に的確なレスポンスを返してくれる彼のサポートはとても心強かった。特に、こちらが切羽詰まって、“urgent matter”だと助けを求めた際には、時差を感じさせないほど、いつもスピーディ且つ親身に、共に課題解決に当たってくれた。
インタビュー・トレーニングについても、同じことを表現するのであれば、こう言った方がよりロジカルで、聞き手に意図がクリアに伝わりやすい、というbetter optionを何パターンも提案してくれ、極めて付加価値の高い仕事をしてくれた。また、インタビュー本番に向けて不安がる私のリクエストに応じて、何回もトレーニングに付き合ってくれたのも感謝してもし足りない。また、WhartonやMichiganではグループワークの課題もあったが、こうした時にもどのような姿勢で臨むべきか、議論にカットインする、或いはグループに建設的な意見を出していく際のテクニックとして、どういうフレーズから入れば効果的か等のコーチングをしてくれた。
MBA受験においては、些細なことも含めて、分からないこと、気になることが沢山出てくる。こうした時に、Steveは嫌な顔一つせずに、気軽に相談に乗ってくれ、何がスタンダードか、いまどうすべきか等々アドバイスをしてくれ、常に私の不安を解消してくれた。また、インタビューのプロセス等で思わぬことがあった時も、アドミッションにどうコンタクトすべきか等、戦略的アプローチを指南してくれてとても助かった。
MBA受験にはどうしようもないことが付きまとう。どう頑張ったってこれまでの自分のキャリアや経験を変えることは出来ないし、急に英語が流暢になる訳でもない。こうした中、限られた時間の中で、テストスコアだけでなくどこに時間を注いで頑張るか、また、自分のバックグラウンドのどこにスポットライトを当てるかは当然乍ら人夫々であり、それこそが戦略である。このタフなプロセスを独力でやりきるのは中々容易ではなく、カウンセラーの存在はとても重要である。Steveという最高のコーチであり私にとって得難い戦友が、如何に大きな助けとなったか、私の拙文では伝えきれないが、Round Oneのサービスは疑いようもなく最高であるということは断言できる。
もし、MBA受験を考えていてカウンセラー選びに悩まれているのであれば、自信を持って、Round Oneをお勧めする。