合格体験談
進学先: Stanford GSB (MBA)
その他合格校: Wharton、MIT、UC Berkeley、INSEAD、IESE、Tuck、Washington(Olin)
バックグランド: エネルギー8年 (社費)
社費留学の合格通知を受けたのが留学前年の7/27。Round 2出願締め切りまで約5カ月という厳しいスケジュールで、希望するMBAプログラムに合格できるだろうかとパニック状態になっていた8月初旬、会社の先輩からの紹介でRound Oneを知り、即決で申し込みをしました。
短期間・ブルドーザー型だった私の受験生活ですが、受験したすべての学校から合格を頂くことができたのはRound Oneのサポートがあったからだと思います。振り返って、特に良かった点は以下の通りです。
1. 全体スケジュールの戦略
(1) 全体スケジュールミーティング
特に短期間での準備が必要な受験生にとっては、いつまでに何をやるかというスケジューリングが重要かつ不安になる点だと思います。Round Oneに申し込みをした直後Steve氏と全体スケジュールに関するミーティングを持ちました。ここで、TOEFLの1回目はいつまでに受験するべきか、またGMATの1回目はいつまでに受験すべきかなどを相談することができ、数多くの受験生を見てきたプロからアドバイスをもらえるのは精神的に助かりました。
(2) 出願ポートフォリオの組み方
ペースメーキングの観点から合理的なものでした。例えば、私はSteve氏の勧めにより、11/1締め切りのTuckのNovember Roundを最初のターゲット校、11/29締め切りのINSEADを2番目のターゲット校としました。この出願戦略により、推薦状・エッセイ・ショートエッセイ・インタビュー対策にハッパがかかり、後々のスケジュールが無理のないものになりました。
2. エッセイカウンセリング(Emma氏)
(1) 効率の良さ
Skypeベースでのエッセイカウンセリングは非常に効率がよいと感じました。時間のない受験生にとっては予備校に通う時間も惜しいと思いますので、早朝や深夜などの空き時間を使ってSkypeでやり取りできるのは体力的にも楽でした。また、後から気づいたことですが、私の性格上、対面式の相談だとつい受験プロセス自体で抱えている不安や疑問などをエッセイカウンセリング中に相談する誘惑に陥っていたと思いますが、Round OneではエッセイカウンセリングとStrategic Guidanceをきっちり分けているので、エッセイのための時間はエッセイのためにのみ使われます。これは好みが分かれるところかもしれませんが、私にとってはカウンセリングの時間を無駄にすることがなく、とても良かった点だと思います。
(2) 百戦錬磨のプロ
Emmaさんは私が所属していた会社のトレンドにも詳しく、やり取りがスムーズに進みました。また、会社の先輩から紹介されていたとおり、表現の修正、アピール戦略などは百戦錬磨のプロでした。他の合格体験談にもあるように、Emmaさんのエッセイカウンセリングは良くも悪くも、こうしろああしろとクライアントの作成したエッセイの構成や内容を大きく修正することはありません。そのため、「この内容でいいのだろうか?」と不安になり、「内容がよくないと思った場合は、正直に教えてください!」とEmmaさんに直接お願いしたこともありました。しかし、受験結果がEmmaさんのエッセイカウンセリングの質を物語っていると思います。このサポートなしにはなかった合格だと思います。
(3) 固定枠
エッセイカウンセリングが固定枠(曜日固定・時間もほぼ固定)だった点もペースメーキング上、助かりました。自分で枠を予約するシステムだと、仕事が忙しい時や出張が入った時に「今週は飛ばそうかな」と考えてしまいますが、固定枠だと出張先だろうが、ネット回線さえあればつながることができますし、毎週カウンセリングの前日はエッセイの山と闘うことが習慣となりました。
3. インタビュー
(1) Any Questions? への対応
私が受験した学校では、すべてのインタビューで「Any Questions?」と聞かれました。何回も繰り返し聞かれることもあり、個人的に一番頭を悩ませた質問でしたが、Emmaさんとともにいくつかのパターンを事前に用意することができたことは、精神安定剤となりました。
(2) 英語での言い回し
英語のボキャブラリーが少なく、気の利いたVerbalな言い回しが思いつかなった自分にとって、Emma氏・Steve氏の使うフレーズは大変勉強になりました。本番で使えるように、Skypeでの練習後に復唱して、表現を自分のものとしました。
4. その他
出願書類の中のショートアンサーやインタビュアーとのメールのやり取りなど、細かな点についてもサポートしていただきました。英語でビジネスをしたことがない私にとっては、勉強になることばかりでした。
少しでも受験準備の参考にしていただければと思います。皆様の受験の成功を願っております。