合格体験談

Reference of Mr. Round
  ラウンド氏は私のアドバイザリーカウンセラーとして、MBA受験の長い道のりを戦略的に乗り切るために支援してくれました。彼のカウンセリングにより、私は道を誤らずに一歩一歩目的に向けて進んでいけたと思います。

 私は前年度受験に失敗し、リアプリカントとして、どのように戦略をたてるべきか?ということを悩んでいました。GMAT®の受験回数の問題、志望校の選択、リアプライによるハンデの克服、出願の順番・タイミング等、私の前には問題が山積みでした。ラウンド氏にカウンセラーを依頼したのは、前年の受験結果が出揃った5月の初旬でした。彼はまず私のエッセイを読み、状況を把握するところから始めました。そして受験校、受験時期、スコア、レジュメ等、提出したアプリケーションを把握した上で、次年度は失敗しないように戦略をアドバイスしてくれました。私の一番の悩みはGMAT®でした。その時のスコアは650。12月までに残された回数は2回しかありませんでした。私はできるだけ早くに700に近づき、履歴書・エッセイに取り掛かりたいと思っていましたので、7月頃に1回受験し、そのスコアで2回目の時期を決めようと思っていました。

 しかし、最初のカウンセリングでラウンド氏は9月までGMATは受けないように、とアドバイスをくれました。私にとっては9月は遅すぎだと感じました。もしそこでスコアが出ていなければ、私はそこからエッセイを放り出してでもGMATを勉強しなければなりません。逆にスコアが出ているならば、もっと早くに結果が出せた可能性もあります。もちろん決断は私自身にゆだねられていましたが、考えた末にラウンド氏のアドバイスに従うことに決めました。理由としては、私の今までの受験ペースとスコアの推移から2ヶ月の間隔では伸びが期待するほどにはならないかも知れないこと、平行してTOEFL®のスコアアップも必要でありそこにも時間が必要であること、願書作成やエッセイについてしなければならないことが去年の経験からある程度わかっていたこと、等でした。

 結果TOEFL®、GMAT®を8月、9月に受験し、270 Over、700 Overの目標を達成し、あとはエッセイに集中することができました。

 そして、それまでの間に彼がアドバイスしてくれたのは、新たな実績づくりでした。リアプリカントとしては、昨年より上回る何かを身につけていなければならないためでした。彼が勧めてくれたのは、課外活動の充実でした。仕事の面でのチャレンジは言うまでもありませんが、それ以外にも前年より改善できる部分があり、僕にとってはそれは課外活動でした。具体的にはToastmasters Internationalというパブリックスピーチの訓練をする団体に入り、在日米国商工会議所に登録しネットワークを広げることでした。海外経験のない私にとって、少しでも英語の環境になじみ、コミュニケーションの問題を減らすためです。彼のアドバイスがなければ、これらの方法は思いもつかなかったでしょう。ラウンド氏の適切なアドバイスに基づいて実行することで、前年と比べてエッセイ・レジュメの幅が大きく広がりました。

 彼のアドバイスは具体的で、またいつ何をすべきか、という点がとても明確でした。それらのアドバイスには裏付けと実績があり、私はそのアドバイスに従うことで、迫りくる時間と作業のプレッシャーをうまくコントロールできたと思います。

 ラウンド氏は米国のカルチャーを把握しているだけではなく、日本人の私が抱える問題についても的確にとらえ改善するための方法に通じていました。私は、ラウンド氏のカウンセラーとしての仕事を高く評価し、また今後MBA受験を考える方に彼のカウンセリングを心からお勧めいたします。

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