合格体験談
R1無くして私の合格は有り得ませんでした。Ms Emma Roundに添削してもらった数々のエッセイはLBSからの合格通知と同様、ずっと保存しておくつもりです。
私は日本の金融機関のロンドン駐在員として受験勉強を続けていました。東京と違って所謂有名予備校を利用することもできず、どうエッセイを進めていけばいいやら困っていたところにR1の存在を知りました。1通のメールをMr. Roundに送ったところ即レスをもらい、その後電話で連絡。親身に話を聞いてもらい、エッセイのみならず、アプリケーション全般に関して私の置かれた状況を的確に把握してもらいました。まさに伴走者になってくれると確信。Mr. Roundが妹のEmmaとの2人のコンビネーションでカウンセリングしているということも私には安心材料でした。正直、失敗は許されない長い受験生活ですので、自分のことを知ってくれる2人の息の会ったカウンセラーがいる、というのは大きなアドバンテージです。ロンドンとカナダの距離が一気に縮まりました。
そしてEmmaとの長いエッセイのやりとりが始まりました。Emmaから返ってきたコメントはどれも的確なもので、且つ自分の内面をさらに引き出す可能性のある質問ばかりでした。そして何よりも、文章の組み立て方、ボキャブラリーの用い方、全てにおいて私のエッセイについての考え方を改めてくれました。エッセイを作る作業は受験生活の中で非常にチャレンジングですが、Emmaは私のチャレンジにとことん付き合ってくれました。作業の中では何度か私とEmmaの意見が食い違うことがありました。私は納得行くまで質問をしましたが、Emmaはそれを受け止めつつも最後まで軸をぶらすことなく、そして彼女の考えを具体的に説明してくれました。そこに、Emmaのキャリア(InseadのMBA、シリコンバレーでのエグゼクティブ経験)を感じることもしばしばありました。
エッセイの内容のみならず、その回答のマナーにもプロフェッショナルなカウンセラーであることを感じました。Emmaからはメールを受け取った後、常に「○時間以内に回答します」とのメールがあり、ストレスを感じませんでした。そして、クリスマス、年末年始、週末、全く関係なく私の伴走を続けてくれました。ときにジョークを交えつつ、カジュアルなメールでの会話を交わすこともありました。息が詰まりそうなエッセイ作業の中で気分転換が出来たと同時に、Emmaがバンクーバーではなく、常に隣の部屋にいる感じがしました。クライマックスはアプリケーションをオンラインで提出する最終日。メールのやり取りはほぼ1時間毎に続き、最後の最後までアプリケーション全般に目を通してくれました。
忘れられがちですがインタビュートレーニングもR1の優れた点のひとつです。私は計5回、Mr. Round、Emma其々とモックインタビューを行いました。エッセイカウンセラーにインタビュートレーニングをしてもらうのは、自分の長所を引き出してもらうという点、そしてアプリケーション上の弱点を攻めてもらい、短時間のうちに意義あるトレーニングができるという上でも有効です。タイプAのインタビュー後にはわずか1時間ほどで充実したフィードバックが送られてきました。自分の癖、弱点が細かく指摘されていました。補強すべきポイント、どう補強すべきか、これで確実に発見できます。
冒頭にも書きましたが、Roundone無しに私の合格は有り得ませんでした。R1に巡り合えた幸運に感謝しています。そして私のことを知り尽くしてくれたカウンセラーを得て、これからのビジネススクールライフ、そして卒業後もまた折に触れ、Mr. Round、Emmaに考えを聞けたらと思っています。