合格体験談
前年3月末に社費による留学が決定して以来ちょうど一年、MBA受験を終えました。幸いにもChicago BoothやNorthwestern Kellogg、Michigan Ross等の大学から合格をいただく中で、最終的にUC Berkeley Haasに進学することに決めました。
エッセイ(留学)カウンセラーを選ぶにあたり、正直多くの時間を割いたわけではなく、同じ会社の同期が前年使ったというRound One Admissions ConsultingのMr. Roundを紹介され、特に違和感がなかったため決定しました。あえて理由をあげるとすれば、以下のようなものになります。
■最初から英語で準備をしたほうが効率的と考えたこと
■自分の伝えたいことが文章又は口頭で所謂ネイティブに通じるものなのか試す必要があると考えたこと、またそもそも英語でのやりとりがそのままいい練習・勉強になると考えたこと
■おそらくこの業界では相応の実績を有していること
■彼がハンズオン型であり必要な修正を加えてくれる(英語チェックはもちろん、文字数合わせなど時間のかかる部分をお任せできる。もちろんその分メーターは回る。)
■カウンセリングのためにわざわざ遠くまで時間をかけて出かけていく必要がないSkypeという手法が今っぽく、手軽であると考えたこと
正直なところ、各大学がどこまでEssayを読んでいるかわかりません(結局形式的にスコアがあればInterviewには呼ばれる気もします)し、今まで自分がやってきたことが変わるわけでもありませんので、自分が納得いく内容を書けばよいのではという気がしています。皆ネイティブのカウンセラーを使って相応に仕上げてくるので、大差は付きようがないのではないかと個人的には思っています。ただし、出願者が各々お金と時間を使って飾って(ゲタを履いて)くるのであれば、少なくとも見劣りしないエッセイにしておく必要があります。
実際にカウンセリングを受けてみて、Mr. Roundは非常にいいペースメーカーであったと思いますし、内容を大きく否定された記憶はありませんが豪快に赤ペンを入れられたエッセイには感心させられ、また文字数がぴったりと合わせられてくるのは感動的ですらありました。
受験中最もお金がかかるのがエッセイカウンセリングであり、カウンセラー選びに失敗すると結構つらい思いをすると思いますので、自分の好みに合わせて焦らず慎重に選ばれることをお勧めします。結果として、幸運にも私にとっては満足のいくMBA受験になりましたので、これから目指される皆様にとっても満足のいく受験となることをお祈りしております。