合格体験談
合格体験記:コーネル大学 不動産学部(大学院)
Mr. Round(Steve)との出会いから約一年半後の3月、第一志望であるコーネル大学の大学院における不動産プログラム他複数の不動産プログラムに合格することが出来ました。この合格体験記は、まさに成田空港を発ち、家族と共にコーネル大学に向かう飛行機の上で書かせていただいておりますが、自分の受験プロセスを振り返り、Round Oneのサポート、特にMs. Round(Emma)のエッセイカウンセリング無しではここまで辿り着けなかったと確信しております。それほどTOEFLとGMATのスコアについては褒められたものではありませんでした。
1. 米国アカデミック事情に通じた豊富な経験
Round Oneの安定的な評価は、同じ会社でMBA留学された複数の先輩の間で確立されておりましたが、私の場合はRound Oneを含め、大手の予備校でも実績が僅少な、大学院の不動産プログラムへの出願でしたので正直どの予備校にカウンセリングの依頼をするか非常に迷いました。当初は不動産プログラムへの複数合格実績がある、とある予備校に話を聞きに行ったりもしましたが、私の場合は不動産プログラムを目指す上での明確かつ具体的な目標があり、ある程度エッセイの内容には自信があったので、“複数合格実績“の漠然とした安心感より、欧米アカデミック事情に通じたネイティブのRound Oneを選択しました。
当初、MBAとは異なり一般の大学院であれば、エッセイはより学術的な内容で「将来こんな研究をしたい」ということを強調するべきだというイメージを持っておりましたが、それが私(が集めた情報)の単なる固定観念であり、求められることはプログラム毎に異なり、あくまで問われている内容に丁寧に回答しつつ自分をアピールすることが大事だと分かりました。当方が疑問に思ったことに対しては逐一明確に回答をしてもらいましたが、少しでも不安感を払拭することは精神衛生上非常に大事です。
2. 効率的なスケジュール管理
一般的な受験生は通常業務を抱えながらの受験プロセスとなると思いますが、スケジュール管理は非常に重要です。Round Oneを選択すると定期的に情報が送られますが、都度現状の自分の状況を客観的に見直すことで、同時並行的に進めなければならない出願プロセスの負担を軽減することが出来ます。基本的にRound Oneからの情報は主にMBA受験者向けでしたが、特に気になりませんでした。本格的にエッセイカウンセリングが開始される8月〜9月以降、レジュメ作成、推薦状対策、個別エッセイ等、毎週宿題が課されますが、一つ一つ対応することで出願には間に合うようきっちり管理してくれたため、余分なことを考えずにエッセイ等の内容、またはスコアメイクに時間を裂くことが出来ました。
また、別な側面として早めにRound Oneという優秀なカウンセラーを抑えることで、今後カウンセラー選びで悩む必要が無くなり、余分なことに時間をかける必要がなくなります。定評のあるカウンセラーの枠は限りがありますし、周囲の受験生でもカウンセラーの対応に対する不満(アウトプットのミスマッチや、時間がもらえない等)は受験プロセスの最後まで聞きました。その点Round Oneの対応に不満を言っている他の受験生はおらず、また、何よりSkypeとe-mailのみで対応可能であることは、予備校までの移動時間を節約でき、非常に有意義でした。
3. 優れたエッセイカウンセリング
私は全体のカウンセリングはSteve、個別エッセイカウンセリングはEmmaでしたが、二人は兄妹で情報の共有化もされています。Emmaのエッセイカウンセリング能力は秀逸ですし、手際も良いです。何より前向きで気持ちよい性格で、カウンセリングの時間は気持ちよく過ぎました。プログラム毎にエッセイで問われている内容が微妙に異なる中、非常に丁寧にチェックを入れてくれ、最終的には自分の熱い思い、アピールポイントも織り交ぜた渾身のエッセイが仕上がります。また、プログラムによってはアプリケーションに追加コメントを入れられる欄があったりしますが、そこでもEmmaのカウンセリング能力が発揮されました。
Round Oneであることの安心感として、自分が伝えたいことをネイティブに客観的に判断してもらえることがあげられます。日本人の自分がアピールしたい点が、アメリカ人にとってピントがずれている可能性は十分にありましたので、自分の思いを毎回Emmaにぶつけ、フィードバックを受けることはRound Oneならではと思いました。
4. ポジティブな性格
出願プロセスにおいてSteve、Emmaのポジティブな性格には非常助けられました。私の場合、最後まで思うようなスコアがでず、非常に気分が落ち込むことがあったのですが、Round兄妹の明るい励ましによりモチベーションを維持することが出来ました。11月に業務の都合が付きそうだったので、キャンパスビジットを敢行しようと相談したとき、SteveとEmmaに明るく励まされ、実りの多いビジットをすることが出来ました。よく、貧弱な英会話能力が露呈するとマイナスになるので、英会話に自信がない受験生はオンキャンパスのビジットはやめたほうが良いということを聞きますが、彼等は私の思いを尊重してくれました。彼等に反対されても私はビジットを敢行したと思いますが、彼等の励ましのおかげで、ネイティブとしか面談を持たないビジットをアグレッシブに乗り切ることが出来ました。
最後に、私の個別事情もあったかと思いますが、いろいろな面でRound Oneはお勧めできると断言できます。貴重なコスト、時間を割かれる受験生にとってカウンセラー選びは非常に重要になりますが、選択で悩む時間も限られます。これをご覧になった受験生の方々が、Round Oneに直接コンタクトをとり、判断の材料にすることで、少しでも後悔のない出願プロセスとなることを願っております。