合格体験談
■出願データ
進学先:MIT Sloan School of Management
他の合格校:Haas, Tuck, Fuqua, Anderson
GPA:3.4
TOEFL:iBT 106 (R29 L27 S23 W27)
GMAT:680 (M50 V32 AWA5.0)
バックグラウンド:金融(4年)
海外経験:オランダ交換留学1年
■ US MBAトップスクール複数校から合格をもらい、最終的にMIT Sloanに進学を決めました。理想的なテストスコアに達しなかった私がエッセイとインタビューで挽回出来たのはRound Oneの強力なサポートがあったからに他なりません。
■ Round Oneを選んだ5つの満足
1. Strategic Guidance期間中の的確かつ親身なアドバイス
2009年4月に契約してから9月にエッセイを書き始めるまではMr. RoundによるStrategic Guidanceの期間でした。期間中はTOEFL/GMATに関するアドバイスから出願校のポートフォリオ構成までメールベースでやり取りをすることになります。TOEFLではSpeaking講師のスペシャリスト、またGMATでも日本でのSCの第一人者である先生を紹介してもらい、テストスコアの向上につながりました。また、ゴールデンウィークを利用して西海岸、中西部の学校をキャンパスビジットしましたが、その際にアドミッションとのやり取りで気をつけるべきこと、なるべく多くの学生と話しエッセイのネタとすること、名刺をもらうのを忘れないこと等のアドバイスをもらいました。出願ポートフォリオ構成については時に厳しい指摘も受けましたが、合格の難しさを知っているが故に現実的な意見として真摯に受け止めました。実情を良く知らないまま滑り止めとして幾つかの学校を挙げた際に、Mr. Roundから「これらの学校を滑り止め(safety school)と呼んだ者はこれまでに誰一人としていない!」と怒られ(メール上でかつ普段は温和なMr. Roundですが、私は少なくとも叱られていると思いました・・・)、親身に考えてくれていると感じ本腰を入れてリスクヘッジのためのポートフォリオ構成を考えました。Mr. RoundはTOEFL/GMATの点数等から判断してどのラウンドで応募すべきか過去の実績や今年の受験のトレンドと照らし合わせて的確にアドバイスをくれます。また、エッセイを書き始めてからも、出願校の変更や合格した学校の比較、Round One卒業生の紹介等、最終的に進学先を決める上でも大変助かりました。
2. これぞプロと思わせるエッセイ執筆サポート
エッセイはMBA受験において最も重要な要素です。Round Oneの力が最大限に発揮されるのもエッセイ執筆作業においてだと思います。私の担当はMs. Roundでした。仕事ぶりは迅速で、英語の表現直しは完璧、細かなところにも行き届いた緻密さ、各校毎の特色への知見がありプロであることを感じさせます。エッセイ執筆に当っては、まず質問項目毎にネタ出しをして、どのような内容・構成にするか方向感をすり合わせします。さすがにネタ出しは自分で行いますが、実際に書き始める前に自分が間違った方向に行ってないか、質問に対して適切なトピックを選んでいるか等、水先案内人のような役割をMs. Roundには担ってもらいました。Ms. Roundにはエッセイのドラフトをメールで送信し、1週間に2時間、多い時には1週間に3時間×2回、超繁忙期にも関わらずエッセイにコメントをしてもらい、単なる英文校正に留まらない突っ込んだ内容変更の提案を受けることが出来ました。また、体裁についても非常に細かく見てもらえたため欧米流のエッセイとしても耐えうる中身・体裁にもなったと思います。こうして9校全ての出願先からインタビューに呼ばれることが出来ました。
3. オンラインであることを全く欠点にしないインタビュートレーニング
インタビューは練習をしないと必ず失敗します。また、本番で思い通りの回答が出来るようになるには慣れが必要です。Round Oneはオンラインであるが故にインタビュートレーニングで十分な準備が出来ないのでは心配になる方もいらっしゃると思いますが(実際私もインタビュートレーニングは別の東京在住のカウンセラーにお願いしようかと思っていました)、Round Oneの提供するインタビュートレーニングには満足しており、結局他にカウンセラーに浮気はせずに済みました。Round Oneではその場でフィードバックがもらえるタイプのインタビュートレーニングと模擬インタビュー後にレポート形式で個別の質問事項について評価してもらえるタイプのものがあり、準備の初期段階ではインタビューレポートを後から読み返すことで反省に活用できるため大変重宝しました。また、全てのスカイプでのやり取りはボイスレコーダーに録音し、通勤帰宅途中で聞いて何度も復習しました。インタビュー通知はインタビューの1週間前に来ることもあるためエッセイ提出後はインタビュー通知が来ることを信じて準備していました。準備する内容は、Why MBA, Why XX School, Why now, Career goal等の基本的な事項を各校別に口頭でも言えるかどうかと、効果的な質問(killer questions)を中心に行いました。実際のインタビューでは、どう振舞うか、服装や身だしなみ、ジェスチャーはどうすべきかの総合的な観点からも評価されると思いますが、Round Oneではインタビュートレーニングの前にオンライン上でのイントロダクションのプレゼンテーションがあり、オンラインでありながらも面接官と対面時の注意事項を上手く補っていたと思います。また、インタビュートレーニングはMr. RoundとMs. Roundの2人から受けることが出来ます。私は、都合がつく限り女性面接官を実際のインタビューで予定している場合はMs. Roundと、男性の場合はMr. Roundと予行練習を行い本番に備えました。Round Oneのインタビュートレーニングはネイティブのアドミッション/現役学生とのインタビューで最も効果を発揮します。私はRound Oneのインタビュートレーニングのお陰でMITの非常にタフなbehavioral interviewも含めて アドミッションとのインタビュー全てで合格することが出来ました。
4. 柔軟なスケジュール設定と迅速なメール返信
Round Oneの提供する主なサービスに加えて、私が選んで良かったと思っている所は日程調整の柔軟さとメールベースでの迅速な連絡です。通常勤務しながらの受験準備という状況では、急な残業や出張等で予定通りのエッセイドラフト提出が出来ない場合もありますが、比較的リスケジュールがし易いというのが大手の予備校とは異なる長所だと思います。また、12月、1月の締め切り間近では怒涛のエッセイ、出願書類の仕上げを迎えますが、その場合でも前もって申請すれば時間延長や週2回に増やす対応に応じてくれるためセカンドラウンドだけでも7校に出願することが出来ました。また、メールは夜送れば翌朝に到着しているか、遅くとも2日以内には返信が必ず来るため安心して質問の回答を待つことが出来ます。特に、至急の場合は真っ先に対応してもらえたため締め切りにもなんとも間に合ったこともあります。
5. Round Oneネットワークの活用
私は2回Round Oneネットワークにお世話になりました。ひとつは、Mr. Roundが来日して夏頃に行ったネットワークイベントです。MBAスクールを卒業したRound One経験者が集まる立食形式のイベントで、各校の情報や受験におけるアドバイスを卒業生から聞くことができた貴重な機会でした。もうひとつは、最終的な進学先の決定時です。MIT SloanとUC Berkeley Haasで進学先を悩んでいた際にMr. Roundに相談し在校生を紹介してもらいました。メールではありますが在校生から生の情報を聞きMIT Sloanに決める良い判断材料になりました。
最後に、Round Oneを進める理由は挙げるときりがありませんが、何を隠そうこうしたメリットもあまりわからなかった私はMr. Roundと東京で会っただけで決めました。Mr. Roundの人柄に惹かれたのが最大の理由です。迷っている方は一度会って判断するものありだと思います。MBA受験という長く苦しい道のりを共にするパートナーを見つけられることを願っています。