繰り返すのも自虐的だが、私のスコアはどの出願先の平均よりも90点以上低かったので、書類選考通過のためのエッセイの位置付けは他のアプリカントよりも重要であった。という前置きをしつつ。
スティーブは、良くも悪くもこうしろああしろ、と言って私の案を大きく修正することはなかった。カウンセラーの業界には、ゴーストライターや、がんがんお化粧する人もいると聞くが、私の場合、作った内容や構成をスティーブが変えることはほぼなかった。スティーブは、私の伝えたいことをどうすればより良くデリバリー出来るかという観点で、読み手にとって情報が不足している点、不明確な点を指摘し、英文を整えてくれた。言語の問題に止まらず、内容面でも荒削りな私のアイディアを、スティーブは綺麗に磨き上げてくれた。
他方、「こう書けば通る」というテクニカルなアドバイスはあまりなく、逆に「こんなエッセイで受かるわけない!」と怒られることも(他の有名カウンセラーの口コミによくあるが)なかった。それゆえ、正直なところ、この内容でいいのだろうか、通用するのだろうか、と不安になることもなくはなかった(周りにはカウンセラーと一緒に深掘りをする人もいたので。また、深掘り用のフレームワークを使用している人も)。ただ、スティーブに任せようと決めた時、知人からスティーブのスタイルがどのようなものか、話は聞いていたので、そこは信じて進めた。結果的にはトップスクールの書類も通過しており、私にとって正しい選択だったと思う。