MBA受験は、私たちが大学受験で経験したこととも全く異なる、特異な体験です。もちろん、英語で行われることや、TOEFL やGMAT やエッセイといった、試験の内容が異なるといった物理的な要素も当然違います。しかし、同程度に、またはそれ以上に特異なのは、文化的な背景です。これには2点あると思います。第1点は、MBAは通常の教養プロセスではないということです。受験生は、これがビジネスプロセスであるということを理解せねばなりません。その良し悪しは別として、学ぶ姿勢がありポテンシャルのある人物というだけでは不十分で、速やかに結果を出す(成功する)可能性が高い人物が選ばれるように思われます。第2点は、そもそも成功者のイメージや成功者になるための要素について、日米で考え方に相違があります。たとえば、コミュニケーション能力やリーダーシップの考え方に大きな違いがあるように思われました。詳しくは今後自分で感じ取っていっていただければいいと思いますが、まず、この違いについて留意しておく必要があります。